老朽車のイメージ払拭と保安性向上のため以下の工事が施工された。
張上屋根化
屋根上通風器の撤去
一部外板のステンレス化
側面ルーバーの形状変更
方向幕の形状変更
運転台の整備
運転台・ドア窓支持の変更
運行番号表示器・行先表示器・前灯部分の内支持化
ドア間窓を下段固定・上段上昇の3分割バス風逆T字サッシに交換
車端部窓を固定1枚窓サッシに交換
内壁・床の張替
座席クッションの更新
荷棚のパイプ化
照明へのカバー取付
扇風機→ラインデリアへの交換
冷房風道のラインフロー化
車内スピーカーの更新・増設
最初に施工された森ノ宮所属(当時)の8両1編成は以下の違いがある。
ドアエンジンがTK4形からドア上部設置の直動式に交換
座席全交換(207系と同一の下部が空洞の片持ち式)
前灯は原形維持
妻窓残存(のちに埋込み)
下枠交差式パンタグラフの取り付け(のちに交換)
この編成はその後中間のサハを除いて日根野電車区に転属したが、2013年3月に廃車された。これらの工事は次第に冷房風道のラインフロー化→従来風道からの再用・ラインデリア→扇風機の簡略化と進んでいき、2002年からは30Nに移行した。